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gennei's blog

IT、読書、日記、メモ

ゲーミフィケーション

最近ビジネス面での話題のゲーミフィケーション関連の本を三冊読み終えた。それぞれちょっとしたコメントとこの三冊どれから読めばいいか案内を。メモ程度なのでまとめや本筋については読書管理サイト(読書メーターなど)を見たほうがいいだろう。

1.『幸せな未来は「ゲーム」が創る』ジェイン・マクゴニガル 早川書房
僕が初めてゲーミフィケーションを知るきっかけとなった本である。表紙が鮮やかで書店でもとても目立っていた。この本は訳書であるため、事例は海外(主にアメリカ)で起きていることである。そしてなんといっても他の2冊と比べて事例が豊富である。またゲームを使っていかに社会問題を解くかということを行なっている人であり、その研究や実際に行われた話しも載っている。がっつりとゲーミフィケーションについて学ぶにはとてもいい本である。高いがそれなりのボリュームはある。

2.『ゲーミフィケーション―<ゲーム>がビジネスを変える』井上明人 NHK出版
この三冊の中で一番最近発売された本。GLOCOMでゲームの研究をしている人が書いた本。この三冊の中で読みやすく、包括的な話がされている。日本海外問わず事例を出し、どのようにビジネスで役にたたせるかを書いた本である。またゲームの研究者でもあるためたくさんのゲームの事例も出てきてわかりやすいし、ビジネスのみらならず倫理的な側面や付録でゲーム以外の分野の関連する研究の読書案内などもある。

3.『ソーシャルゲームはなぜハマるのか ゲーミフィケーションが変える顧客満足』深田浩嗣 ソフトバンククリエイティブ
3冊の中でこの本が一番最初に出版されている。この本はタイトルにもある通り「モバゲー」や「Gree」の事例を通してソーシャルゲームがいかにうまく作られているかを紹介している。ゲーミフィケーションについては第三章に少し書かれているだけであるが、ゲーミフィケーションによってなぜ人は動くのかという本質についてはかなり触れられている。ビジネスに役立てたい人や、ソーシャルゲームがどのように作られているかを知るにはいい本である。

全体としてどのようなゲームが面白いかと言うよりもゲームの本質をとらえ、そのことを生かして世の中をよくしよう、ビジネスで儲けようということが書かれている。もし
ゲームについての歴史やどのような発展がしてきたかを読むには「『教養としてのゲーム史』多根 清史 ちくま新書」がおすすめである。