gennei's blog

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『Another』感想

研究室においてあったので漫画版の「Another」を読んでみた。

 

あらすじ(Another - wikipediaより)

 

父の不在や自身の病気療養のため、母の実家に身を寄せ夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ少女・見崎鳴に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。

実は、恒一の所属する3年3組はある現象の影響下にあった。現象が発生する年は「ある年」と呼ばれ、クラスの関係者から毎月死亡者が発生する。「ある年」には誰も気付かないうちにクラス内に過去の現象による死者がまぎれこみ人数が増えるが、その代わりとしてクラスの誰かを「いないもの」として扱い人数を戻すことでこの現象を抑えることができると伝えられており、鳴はこの年の「いないもの」であった。

そんな中、クラス委員の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げ「五月の死者」が発生し、更に続けて「六月の死者」も出たことで現象の発生が確実となった。更なる恐怖に襲われたクラスメイトは、新たにクラス委員となった赤沢泉美を中心に恒一も「いないもの」として対策を強化することを決める。「いないもの」同士になった恒一と鳴は交流を深めるが、七月にも更なる犠牲者が発生したことで、「いないもの」による対策は無効とされ終了する。

その後、恒一や鳴をはじめとする3年3組の関係者の努力により、過去の生徒が残した「紛れこんだ死者を殺すことで現象が止まった」との証言を発見する。当時行なわれたとされる合宿を同様に実施した3年3組は、更なる犠牲者を出しつつも鳴の能力により死者を発見し、恒一が死者を葬ることにより現象の中断に成功する。

 

 原作は綾辻行人なので安心して読めるミステリー小説を漫画にしたのかと思って読んでいたが、あまり面白くない。 

作品自体にはわくわく感はあるので作品としては楽しめる。しかし、どこかで同じような構図の作品を読んだと思い、思い出してみるとそれは「ひぐらしのなく頃に」だ。

 

この作品とひぐらしのなく頃にの共通点としては主人公が村に引っ越し、引っ越した先で歴史的に起きている事件に遭遇し人が死ぬということだ。

まず主人公は引っ越してからその先で村社会的な違和感を感じる。これは「ひぐらしのなく頃に」でも主人公が引っ越してからこの村はどこかおかしいということに気づき始める。そして村の「空気」を読むということを強制される。そして「空気」に反発し、人が死に始める。そしてまずはその空気に立ち向かうとことを主人公がする。

 

ただし「ひぐらしのなく頃に」と違うところはループ構造がないということである。そのループ構造がないことによって僕は「Another」があまり面白くないと読めてしまった。

 

もちろん「ひぐらしのなく頃に」はノベルゲームで「Another」は小説であり制限された環境が違うので一概に比較するということが正しいとは思わない。しかし僕にはあまり面白いと思う作品ではなかった。

 また最初に漫画から入ったこともあるだろう。小説から入り小説を読んでいたらまた違った印象を受けていたかもしれない。

 

映画にもなるようで、しかも『告白』に出ていた橋本愛が出ると聞いて実写版は見に行こうと思います。